購入前に知っておきたいBMWの故障
2020/12/06
最近は、街中で輸入車が走っている姿をよく見かけるようになった気がします。輸入車好きの私にとっては、色々な輸入車が見れて嬉しいです。メルセデスベンツ、BMW、アウディ、フォルクスワーゲンなどなど、ドイツ車はかなり見かけますね。次期愛車はドイツ車にしたいなぁと思っている方も多いと思います。
BMW M4
女性でも運転しやすいBMW1シリーズやメルセデスベンツAクラス、CLAクラスなどの新規ユーザー様を獲得しようとした車種設定が用意されるようになったのも輸入車増加の理由の一つかと思います。
BMW1シリーズやメルセデスベンツAクラスが設定されたのは、1998年にメルセデスベンツAクラス、2004年にBMW1シリーズとなっています。BMW1シリーズの一番安いモデルの新車時価格が300万円を切っていたと思います。
しかし、興味はあるけど故障など不安な点があり、購入を決めきれない方も多いと思います。
故障が減ったから輸入車が増えたのか？
輸入車乗りとして考えてみたのですが、昔みたいに左ハンドル設定だけではなく、右ハンドル設定が増えてきた。 輸入車に乗りたいけど左ハンドル車は無理かなぁなんて人もおられます。例えば、左ハンドル車の苦労する点の一つに、交差点での右折時に対向車も右折待ちしていると、前から車が来ているのか見えないので、行っていいのか分からなくて大変という事があります。
そんな方にとって、右ハンドル設定が出てきたとなれば乗ろうかなぁと検討する人も増えると思います。今では、正規ディーラーにて販売しているメイン車種の場合、右ハンドル設定ばかりになっているのが現状です。逆に輸入車好きの方が、左ハンドル車に乗りたくて調べてみると、日本国内では正規販売されていない車種もあるくらいです。
ハンドル設定以外では、故障する確率が低くなってきた、また故障しても、正規ディーラーのアフターサービスが充実してきたなどが考えられます。この辺の輸入車に対する反応が変わってきたのではないでしょうか。 私も輸入車を3台乗り継いでいますが、周りの友人からよく聞かれる質問があります。
「BMWは故障しないの？」「故障したら修理代高いんじゃないの？」
故障については、国産車よりかは故障する確率は高いと思います。3台乗り継いでいますが、3台とも1回はディーラーで修理しています。「道で止まってしまった」とか「車が動かない」といったトラブルを経験しています。あと故障というか、センサーエラーはそれなりに発生します。このセンサーエラーは、エンジン切って再始動すると消えてしまうことがほとんどです。
このトラブルに関しては、電気系統は弱いと言われている輸入車なので仕方ないかと割り切っていますが。修理代に関して過去の経験から、一番痛手となった修理代で約10万円くらいでした。その他は4〜5万円くらいで修理できました。みんカラなどのカーブログ読んでいると、たまに30万円とか50万円の修理代とか書かれているので、不安に感じる部分もあります。自分の愛車では経験していませんが、いつか経験するかもと思うとゾッとしますね。
BMW Z4 SMG ポンプ修理費用
今まで加入したことがない保証延長プログラムですが、心配な方は加入するのも手かと思います。この保証延長プログラムに入っておいて助かった！っていう友人もいます。値段も1シリーズで11万円くらいとそれなりにします。
ディーラーの方にどれくらいの割合で加入されるのか聞いてみたところ、半分くらいの方は加入されているみたいです。5年以上乗るつもりでいるなら加入しても良いのでは？と勧められました。
「BMW新車延長保証プログラム」
BMW正規ディーラーでBMW新車をご購入いただいたオーナーの皆さまのための修理保証プログラムです。新車登録後3年間の新車保証の終了後も、2年間または1年間、保証対象箇所に不具合が生じた場合、延長保証期間中の走行距離にかかわらず無償修理をご提供いたします。延長保証期間中は、路上でのトラブルをサポートする「BMWエマージェンシー・サービス」をご利用いただけます。
BMW JAPAN 公式サイトより引用
故障しても直して乗り続けるぞ！
私も始めてBMWを購入する時、故障に関して色々と調べました。電子系統は弱いが、エンジンなどの機関系は丈夫といった書き込みが結構ありました。故障するかもしれないけど、駆け抜ける喜びを味わってみたいと思う気持ちの方が強かったので、購入を決めました。
これまで乗ってきた感想は、壊れるけど、運転する楽しさがあるのでBMW購入して良かったと思っています。これからもBMWなどのドイツ車を乗り続けていきたいと考えています。
「故障するのは絶対に嫌だ」と思う方や「故障した際の修理費用が高いから輸入車は嫌だ」と考えておられる方も多いですが、国産車であっても故障や部品交換といった維持費はかかります。「輸入車だから壊れた」とか「部品代が高い」と言われる方も多いですが、車を所持するというのはそれなりにお金がかかるものだと思っていれば、輸入車も購入できるのではと考えています。
部品代が高いのであれば、ディーラーで交換するのではなく輸入車専門の業者のところで交換すればそれなりに安く済みますし。輸入車専門の業者であれば、色々と相談にのってくれます。オーナーさんにとって一番良いと思われる提案を出してくれます。ただ、ディーラーさんとのからみをあるので、その辺は考えないといけませんが。
参考までにBMW3台分の故障歴を、、、
E46
サーモスタット交換×2・・・BMWの弱点で定番の冷却系トラブル
ウインドウレギュレーター交換・・・ウインドウガラスが落ちました💦
E85
SMGポンプ交換・・・ギア入らず
ラジエーター回りの樹脂部品交換・・・冷却水漏れ
リレー交換・・・電気系トラブル？
ウォーターポンプ交換・・・モーター不良
E65
ステアリングコラム交換・・・走行制御機能不良
ウォーターポンプ交換・・・水漏れ
などなどです。
BMW F30の故障、オイル漏れ
F30系の３シリーズの簡単な概要ですが、6代目３シリーズとして日本市場において2012年に発表されています。F30が4ドアセダン、F31がツーリングワゴン、F34がGTとなっています。マイナーチェンジは2015年8月に発表されています。E90系３シリーズからは約6年経過してします。E90系よりもホイールベースが50㎜伸びたことで、全長も伸びています。
写真（カーセンサーより引用）のようにシャープ感が出た顔つきになっています。Mスポーツの場合ですが、フロントバンパーも異なっているのでよりシャープな顔つきでカッコイイ仕上がりです。
中古車 320iMスポーツ
E系のE36、E46においては、定番とまで言われていたオイル漏れですが、F系F30においては対策してきているようで前期型においてもオイル漏れという不具合事例はかなり少なくなってきています。オイル漏れ対策はしてきているものの、ネット情報だとオイル漏れという情報はあがってきています。こればかりはエンジン組付け後の完成品において、当たり外れがあるからしょうがないと思っています。国産車で品質が良いと言われている車種でも発生する危険性はあるので、輸入車だから壊れたと安易に考えない方が良いと思っています。
F30の漏れ部位と修理費用
修理報告としては少ないですが、定番と言われているのがオイルフィルターハウジングとタペットカバーパッキンの２点となっています。オイルフィルターハウジングからのオイル漏れ、滲みがある場合ですが、とも連れでタペットカバーパッキンからも漏れている事が多いので同時交換が良いと思います。費用としては5万円前後となっているので、経年劣化によるものと考えられているので5万円で修理できるのであれば修理しておいた方が良いでしょう。
E90系では悩まされた横滑り防止機能の故障ですが、F30系での故障報告は少ないです。E90の場合ですが、「アッシー交換ですので30〜40万円となります」と言われドキドキした方もおられると思います。この厄介な横滑り防止機能の故障が少なくなった事で、多くのオーナーさんは助かっていると思います。さすがに、修理代で30〜40万と言われると乗り換えを考えてしまいますからね。管理人の家族もE90の320iセダンを所有していましたが、この横滑り防止機能の故障によって乗り換えする事を決めました。
中古車のF30系購入に関して
2019年現在の情報からすると、F30系の品質の出来は良いものと考えていますので、中古車購入はアリだと考えていますが、予算が許すのであればマイナーチェンジ後の後期型を購入する事をお勧めします。2019年9月現在ですが、後期型で2016年式の中古車ですと、総支払金額で200万円前後からの車両が出てきています。
3年落ちとなりますが、新車購入金額の約半分で購入できると考えるとお買い得に感じます。日本の場合ですが、SUVやミニバンの方が人気傾向にあるため、セダンの売れ行きが良くないのも中古車市場の価格を下げている一因かもしれません。BMWを購入したいと検討中の方にとっては良い事かもしれませんね。
3シリーズの中古車相場
2020年の中古車市場についてですが、F系の登場からかなりの年数が経過しており中古車価格が崩れてきております。元々、新車台数が出ているので、中古車市場に流れてくるタマも多いので値崩れしやすいとは感じていました。
F30系の３シリーズの簡単な概要ですが、6代目３シリーズとして日本市場において2012年に発表されています。F30が4ドアセダン、F31がツーリングワゴン、F34がGTとなっています。マイナーチェンジは2015年8月に発表されています。E90系３シリーズからは約6年経過してします。E90系よりもホイールベースが50㎜伸びたことで、全長も伸びています。
写真（カーセンサーより引用）
320dであれば、本体価格で100万円程度からの購入可能です。ディーゼル車でJC08燃費：19.4km/ℓのため経済的です。ハイブリッド車と比較すると燃費は見劣りするかもしれませんが、BMWを走らせる事ができ尚且つこの燃費であれば納得かと思います。
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この記事は、BMW故障に関する記事ですが、管理者の体験談、経験談を元に書いています。このサイトに記事のように、皆さんが満足のいく査定額になるとは限りませんので、ご理解のほどよろしくお願いします。また、記事の内容に関するクレームも受け付けませんのでよろしくお願いします。皆さんの参考になればと思い書きましたので、参考と思って読んでください。
追記】
輸入車は国産車に比べて故障する確率も高いですが、それなりに楽しみがあり購入する価値はあると思います。リセールバリューを考えると、マニュアル車の購入はどうでしょうか？
ただ、E46M3などは底値打ちしており、近年では中古車相場も上昇傾向にあります。E36M3はとてもじゃないですが高すぎます。これからの中古車の狙い目としては、E92M3、1シリーズクーペのMT、235iあたりかと思っています。
【参考記事】
過去記事】BMW車検をやってきました