車購入初心者

中古車購入で良かった、失敗した?

2023/12/13

中古車購入の関する続編(Part3)になります。part1とpart2については、以下にリンク張ってあります。

 

中古車の良い所やおいしい話ってありますよね。もちろん、デメリット部分もありますが、中古車というものを理解していれば新車には無いメリットが中古車にはたくさんあります。例えば、新車で購入するとなると、予算オーバーで購入できないような車であっても購入可能な値段となってきます。もちろん、新車購入できる資金を貯めれていれば中古車なんて購入しなくていいのですが、簡単にはいきませんね、、、本記事では、中古車購入に関して抑えておきたいポイントについて記載しています。 新車か中古車かで迷うことが多い ...

1 新車か中古車かで迷うことが多い
2 新車では購入できない車が購入できるメリット
3 中古車のデメリットを詳しく知ることで正しい判断ができる
4 中古車の購入予算を決める際に知っておきたいポイントは?
5 中古車の購入流れと注意点を事前に知っておくと役立つ

 

中古車購入に関しての続編になりますが、失敗しない中古車購入に関してまとめてみました。初めて車を購入するけど、いきなり新車はハードルが高いから、中古車からと考えておられる方に読んでいただければと思っております。前編を読まれていなければ、以下にリンクを貼っておきます。   中古車選びで失敗しないポイントは? 中古車の探し方として知っておきたいポイントは? 漠然と中古車を探していては見つからない新車と違って中古車の場合は、価格・種類・メーカーなど様々な要素により選択肢が豊富で、なかな...

1 中古車の探し方として知っておきたいポイントは?
2 中古車の購入で失敗しない為に押さえておきたいポイント
3 初めての中古車購入記

 

中古車を購入する際の諸費用についても把握を

中古車購入で必要となる諸費用

中古車を購入しようと予算を考える時に、本体価格だけしか考えていないと、後から予想外のお金が必要になって困ることがあります。中古車を購入する際には、税金や保険といった法定費用と各種手続きの代行費用がかかってくるので、これらの諸費用を忘れないことが大事です。

 

上の画像記事は以下のリンクより

Mercedes-benz C 200 STATIONWAGON AVANTGARDEに試乗してきたので、インプレッションを書いています。スタイリッシュな顔つきになり、街中でも走行している姿をよく見かけます。  【mercedes-benz c-class】   Sクラスみたいな顔つきに  mercedes benz c200 (W205 ) avantgarde そもそも、タイトルでは試乗と書きましたが、兄弟がC200 アバンギャルドを購入したので、「ドライブ行かないか?」と誘われまして、往復500km程のドライブで感じたことについてまとめています。金銭的に新車を購入するのは無理だったみた...

法定費用というのは、法律によって車の重量や排気量などから定められている費用で、値引きや誤魔化しは一切できません。ただ、購入する車種によって減税対象となるケースもあるので、詳細については販売店のスタッフに確認してみましょう。法定費用の内訳の中には、自動車税をはじめとする様々な税金がありますし、その他にも保険やリサイクルに関連した料金も含まれます。

 

 

代行費用というのは、その名が示す通り名義変更など販売店が代行するために必要となる手数料で、販売店により名称や料金が異なることもあるのです。それから多くの販売店では、この手数料が会社の収入の一部になっているので、しつこく値引き交渉することはマナー違反と認識しておく必要もあります。

具体的な代行費用の内訳としては、車両登録代行費や車庫証明代行費などで、その他にも納車費用・洗車費やクリーニング費などが含まれる場合もあります。ただ、それ以外に費用が発生することもありますし、代行の必要がないと考えられる項目については断ることも可能です。

ちなみに、これらの諸費用の相場は本体価格の約10%~20%程度と考えておくと良いでしょう。

 

中古車購入の諸費用に関する注意点は?

中古車業界においては、諸費用に含まれる代行費用に関しては、販売店で自由に決められることになっていますし、解釈についてもそれぞれ違う恐れがあります。その為、中古車を購入した時に支払総額がこれだけになりましたと、考えてもいない費用を請求される場合も稀にあるのです。

そこで諸費用に関する注意点としては、内訳や各種料金をきちんと確認することで、そうすることで店舗とトラブルになってしまうことを回避できます。例えば、車検2年付きといった中古車を購入する場合には、車検に必要な整備費用は車体本体価格に入っているけど、これから受ける車検に必要な諸経費は別に請求されます。

また、車検の期限が残っている中古車の場合は名義変更をする必要があるので、それに必要となる諸経費がプラスされ内訳に違いが生じてくることがあります。どのような項目の諸費用が必要になって、それぞれがどの程度の料金になるのかを事前に確認しておくことがおすすめです。

 

中古車だからこそ保証が付いていることが大事

 

中古車の保証が必要な理由

車は約3万点の部品から作られていて、中古車は古くなっているのでそれぞれのパーツが劣化・消耗しています。また、前オーナーがどのような乗り方や整備をしていたのか判断できないので、いつどのパーツに不具合が生じても不思議ではありません。このように、新車と比較して故障のリスクが高くなっていることから、中古車だからこそ保証が必須になると言えます。

逆に販売店が保証を付けていない、または保証期間が短いということは、販売する中古車に対して自信が持っていない証拠です。このような中古車は品質が疑わしいと考えられるので、購入を思いとどまることをおすすめします。

 

 

どの程度の保証期間が必要か?

中古車を購入してそれほど経過していない段階で故障や不具合が発生することは避けたいですし、その為にも最低ヶ月の保証は必要と言えます。どんなに優秀な整備士でも何かしらの不具合に気づかないことも考えられますし、考えたくないことですが、販売店が故意に隠していることもあります。

ある程度の期間で保証があれば、そうした事態も回避することができるので、1ヶ月や3ヶ月など保証期間が短いのは避けるべきです。それから中古車の状態はそれぞれ異なるので一概には判断できませんが、年式別の保証期間の目安を知っておくと参考になります。2年落ち以内なら1年~2年の保証期間は単にメーカー保証の継承でしかないので、最低でも3年がおすすめです。

 

 

2年~4年落ちなら前オーナーが売却を前提にしている可能性が考えられるので、次の車検時までは最低限保証があった方が良いと考えられます。4年~6年落ちの場合は、そろそろ不具合や故障が目立ち始める時期なので最低でも1年保証は必要ですし、有料で延長可能なら加入しておくと良いでしょう。

6年落ち以上の場合は、経年劣化やメンテ不足による不具合が生じる可能性が大きく、7~9年以降はリスクがあると考えておく必要があります。それでも初期不良による故障が現れる可能性も考えられるので、最低でも6ヶ月までの保証がされていることが望ましいです。

 

最低限保証されるものとされない場合があるもの

エンジンやブレーキなどといった車の重要な部分に関しては、基本的に保証範囲とする販売店は多いと言えます。ただ、エアコン・ナビ・パワーウィンドウ・オートロックなどといった部分については、範囲外になるケースが多いです。中古車販売店により保証の内容や範囲、期間などに大きな違いが生じてくるので、購入する際にはきちんと確認することをおすすめします。

 

中古車を購入する際に確認しておきたい基礎情報

 

基礎情報から知ることができる事柄は?

中古車販売店で販売されている車両については、必ず基礎情報が記載されたボードが車に設置されています。これはプライスボードと呼ばれるもので、表記されている基礎情報が見やすく・分かりやすい表現できちんと開示されていることが大事です。これが親切な販売店かどうかを判断する基準になると共に、中古車を選ぶ際の重要な基礎情報になるのできちんと確認する必要があります。

どのような内容が記載されていて、それから購入する際の判断材料となる、どのような情報を知ることができるのか知っておくと参考になるのです。まず車検に関する情報が表示されていて、車検の有効期限が書かれている場合は、車検取得費用の負担がありませんし、税金の負担も少なく購入することができます。

車検新規や検なしと記載されている場合は、車検を新規に取得するための費用が別途必要になってくるので、この違いを理解しておきましょう。最も重要な車輌本体価格の表示は、ほとんどが消費税込みの金額表示になっていますが、それ以外の税金・保険料・整備・登録費用などは含まれていません。

その為、中古車を購入する際には、表示されている車輌本体価格と様々な諸費用が必要になるので、間違わないように注意してください。その他、初年度登録年月日や走行距離数など、細かな情報も記載されているので、しっかりとチェックしておく必要があります。

 

 

中古車の整備手帳や新車保証書も確認を

設置されているボードには、修復歴や定期点検記録簿の有無、また保証付き販売なのかといった情報も書かれていますが、しっかりと実物を確認することが大事です。中古車を購入する時に最も気になるのが車の履歴で、どのような修復歴があるのか、きちんと定期点検を受けて整備されているのかは重要なポイントになります。

修復歴があっても内容次第によっては安心して購入できますし、認定工場で定期点検を受けてしっかり整備されていることが分かると安心感は高いです。それから新車から3年以内の中古車については、基本的にディーラーの保証書があるので実物の存在を確認する必要があります。

万が一ディーラーの保証書がなければディーラーで対応してくれない可能性が高いので、注意しなくてはならないポイントです。中古車の走行距離が正しいかどうかは購入する側としては気になるポイントで、それについても整備時の走行距離を示した整備記録簿があれば安心することができます。

 

中古車購入で失敗したと思う事

初めての輸入中古車を購入した1台目ですが、輸入車だから壊れた時の事を考えてそのお店の中古車保証プログラムに入ったのです。購入してから半年くらいでセンサーエラーのような症状が出てくるようになったので、購入先で診断してもらったのですが、保証プログラムの対象外ということで有償での修理となったことです。

 

 

保証プログラムの中身は確認していたのですが、有償と言われた時はショックでした。その時に思ったのが、「中古車での保証プログラムって意味あるのかなぁ?」でした。お店の言いなりになるしかないように感じました。クレーマーと思われても嫌ですし。正直、民間の輸入車専門で修理を請け負ってくれるお店で修理すれば、10万円以下で修理してくれるような内容が多いので、割り切って保証プログラムには入らなくても良いかと感じますが、エンジン、ミッションなどの機関系駆動系の大きな修理となると保証プログラムへ加入しておいた方が良いでしょう。

ただ、お店ごとに保証プログラムの内容が異なっているので、中身については精査しておく必要があります。今回の一件で、保証の中身については必ず確認するようになりました。まぁ、いい経験になったと感じています。

 

中古車を購入して良かったこと

これは、上記の一台と逆の事になります。中古車でなければ購入する事が出来ないような車に乗れることです。新車で購入となると1000万円オーバーの車でも、中古車となれば半額以下での購入も可能です。7、8年落ちとなれば200万円もあれば購入できてしまうというオイシイこともあります。

ミッションオイルがモレやすいという車種で、そろそろモレるだろうという1台が中古車屋に並んでいました。価格が市場平均よりも30万円程度安かったので問い合わせしてみると、オイルモレを起こしそうだから、その辺を理解してくれるオーナーさん向けに安くしていると言われました。

 

 

事前に修理にかかる費用を調べていたので、市場価格よりも30万円も安ければ修理費を考えても安い買い物だと判断して、即購入しました。結果ですが、5年程度ですが会社の足、プライベートと乗りましたがオイル漏れを起こさなかったという事実。オイル漏れを起こしても自走出来ないわけではないので、そこまでヒヤヒヤしませんでした。

ある程度リスクのある車は安く購入できるのでアリだと思いました。自分の所得に見合わない車でも購入できてしまう中古車というのは魅力だと思います。新車にこだわりを持たれる方が多いのは承知していますが、中古車には中古車しかない魅力があることを知ってほしいです。

まぁ、新車購入できるだけの潤沢な資金を持っていれば別なのですが、なかなか家庭の事情もあり上手いことはいきませんよね。

 

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本記事は、車購入において確認しておきたいポイントに関して書きましたが、管理者の調査結果を元に書いています。このサイト記事のように、皆さんが満足いくとは限りませんので、ご理解のほどよろしくお願いします。また、記事の内容に関するクレームも受け付けませんのでよろしくお願いします。皆さんの参考になればと思い書きましたので、参考と思って読んでください。

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