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ハンコックタイヤ購入しての評価

2021/09/07

「アジアンタイヤってどうなのよ?」ってことで、アジアンタイヤの中でも有名どころのハンコックタイヤを購入して約3年ほど経過したので、参考になればと思い評価記事にしてみました。今でこそアジアンタイヤにも多くのメーカーが存在しており、数年前から比べると「何処のメーカーがいいんだろう?」と悩みます。お金に余裕があれば、国産のブリヂストンや横浜ゴムの有名処を選択したいところですが、アジアンタイヤの安さに魅力を感じている方に読んでいただければ幸いです。

 

アジアンタイヤメーカー一覧

韓国】 HANKOOK、KUMHO、NEXEN
中国】 WANLI、MAXTREK、HIFLY、TRIANGLE
台湾】 正新、NANKANG
インドネシア】 ATR

 

上記はインターネットで調べると口コミ上位で表示されるメーカーで、そこそこの有名メーカーかと思います。

 

ハンコック(HANKOOK)の情報

ハンコック(HANKOOKは、モータースポーツにも積極的に参加しており、ツーリングカー選手権の最高峰であるDTMにもタイヤ供給しているメーカーです。また、横浜ゴムとの技術提携もしています。国産タイヤでグレードの低いモデルであれば、アジアンタイヤとの価格差もほとんどありません。価格差が出てくるのが上位モデルのハイグリップタイヤやコンフォートタイヤになってきます。

 

DTMより引用】 https://www.dtm.com/de

 

以下は、ハンコックタイヤHPより引用

モビリティーを超える体験

ハンコックタイヤの目的は、車とドライバーが一つになる本当の瞬間を創ることです。良いタイヤは安全と快適なドライビングを提供し、ドライバーの癖と個性さえも開発時の対象としています。このドライビングの目玉は、高度技術から生み出され、当社が全てのドライバーに提供する満足感です。

技術と革新の精神

強く優れた高い技術能力がDriving Emotionを動かします。ハンコックタイヤは、どんな新開発プロジェクトでも、着手する前に顧客リサーチ結果を徹底的に分析し、ドライバーの多様な要求と広範なドライビングスタイルを満足するタイヤの開発に役に立つデータを抽出します。当社は常にドライバーを第一に考えています。そうすることで、当社は常に技術ロードマップの一歩先を進むことができ、真のDriving Emotionを実現できるのです。

ドライビング文化への責任

安全で楽しいドライビングは、ドライバーなら誰でも期待するもので、ハンコックタイヤの最優先課題です。タイヤ設計エンジニアからマーケティングのプロまで、ハンコックタイヤの全員が、世界中でDriving Emotionの感覚と興奮を最大限に高めるために、タイヤとドライビングの関係を強化することに集中しています。

 

BMWにアジアンタイヤ履いてみた

 

 

アジアンタイヤ購入したキッカケ

そもそも、アジアンタイヤを購入しようと思ったキッカケが、車検とタイヤ交換時期がかぶり金欠時期でした。予想以上に車検代が高すぎて、国産タイヤが買えなかったからです。もともと装着していたタイヤは、BRIDGESTONEのレグノでコンフォートタイヤの中でも上位モデルでした。当然、レグノに対して不満な点はありませんでした。

よって、レグノを再購入しようと思いオートバックスで見積りして頂いたら、18インチで130,000円(1本あたり30,000円強)とのこと。夏セールということで、かなり割引してくれたようですが、やはり高いなぁと感じてしまいました。車検も通してあと2年は乗りたいところなので、ドレスアップも兼ねてインチアップも考えていたのでホイールも購入したら凄い金額になっちゃうなぁと悩んでいたところでした。

そんな時にインターネットで展示品のタイヤ&ホイールセットが、200,000円で売り出してあるのを見つけて、ポチっと購入してしまいました。国産ホイールメーカーの新品ホイールに新品タイヤということでお買い得に感じました。少々悩んだのが、国産タイヤでは無くて、アジアンタイヤのハンコックが装着されていた点です。まぁ、ホイールだけでも200,000円くらいの価値はあるわけだし、タイヤは新品だけどオマケと考えればいいやと割りきっていました。

インターネットでの値段比較ですが、価格差は凄いです。

 

BRIDGESTONE_レグノ】40,000円/本

ハンコック_ベンタス】10,000円/本

 

これだけの価格差があると、「タイヤの信頼性は大丈夫かなぁ?」、「耐久性はあるのだろうか?」と感じてしまいますが、調べてみるとそれほど評価、口コミは悪くないですね。ここからは、ネットの評価や口コミをまとめました。

 

ハンコックタイヤの口コミ、評価

よい意見
コ・ス・パが最強!

私の感想と評価
この1ヶ月で約1500㎞走行してますが、高速道路が800㎞の国道などを500㎞、あとは買い物などのチョロ乗りでの感想となります。

高速道路だと確実にロードノイズが気になります。レグノはこんなにうるさくなかったと感じています。高速道路だと風切り音もあるしそれほどロードノイズは気にならないかなぁと思ってましたが、甘かったですね。ロードノイズが大きくなったのは、鈍感な私でも感じ取れました。改めて国産タイヤの上位モデルの素晴しさを認識しました。

購入後半年経過しての評価ですが、上記のように履き替え直後だと気になっていたロードノイズが気にならなくなっています。走行距離は5000キロ強突破して耳が慣れてしまったのが一番です。半年間で人を乗せる機会がありましたが、ロードノイズが気になるような事はありませんでした。こちらからアジアンタイヤにしたことを伝えても、気にならないレベルだと言ってくれます。

 

ハンコックタイヤのトレッドパターン

 

ハンコックタイヤにしてから残念かと思う部分もありますが、気にしない方なら問題なしです。車好きからすると、何でドイツ車にアジアンタイヤ?って疑問を持つ方も多いです。ハンコックタイヤにしたんや!とか言われると少々恥ずかしい感じがあります。タイヤは国産の方がいいでしょ!とか言われると返す言葉もありません。

興味深くアジアンタイヤについて聞いてくる人もいるので、これからますますアジアンタイヤが普及してきそうな予感がしています。一番聞かれるのが、値段に関してです。安いという事は知ってはいるものの具体的な値段を知らない人も多く、購入値段を教えるとビックリされる事が多いこと。

アジアンタイヤの一年経過時点での評価になります。特に不満などもなく乗り続けていましたが、一年経過しているのでどれくらい溝が減っているか確認してみたところ、まだまだ溝ありで大丈夫な状態です。

ハンコックタイヤ_ひび割れ

 

ハンコックタイヤ_評価

 

しかし、よく見てみると明らかにひび割れが発生しておりビックリしました。製造日から考えても2年も経過しておらず、一年での走行距離は一万キロ以内の状態です。国産タイヤだったら考えられない事かと思われます。一応、家族の車のタイヤが国産タイヤだったので調べてみると、明らかに製造日は私のタイヤよりも古いのに、ひび割れは発生していませんでした。

メリットもデメリットもあるアジアンタイヤですが、何が魅力かというとやはりコ・ス・パが良い事でしょう。丸一年使用したところ、ひび割れ発生してしまい、2年くらいで交換が良いかと思われます。さすがに、3年は怖いですね。ただ、2年交換したとしても、国産タイヤの四分の一の値段だと考えると安いことには変わりません。

国産タイヤの場合ですが、丸4年使用したら交換するようなサイクルだったので、トータル的には2セット購入しても安い値段となります。国産タイヤであってもゴム製品なので、経年劣化はするので4シーズン目となると本来の性能は発揮できていないと考えています。国産タイヤのメーカー推奨でいうと、約10年の消費期限とされてはいますが、ここまで履き潰した事はありません。

もちろん、使用状況などにも左右されます。タイヤの摩耗係数によっても変りますが、5000㎞で溝1㎜減ると言われているので、計算上ですと、2年で20,000km走行したと仮定すると4㎜減っている事になります。新品タイヤの溝深さが8.0〜8.5㎜程度と言われている事から、約2年の使用で5分山タイヤになります。

車検では、溝深さ1.6㎜までは車検を通すことが出来るようだが、雨の日のように道が濡れている状況ではハイドロプレーニングを起こす危険性があるので、4.0㎜程度で交換する事を考えておいた方が良いでしょう。5分山になるまで2年で20,000kmだと、アジアンタイヤを車検のサイクルで交換していくのもアリかと思っています。

お金があれば国産タイヤを購入すると思いますが、金欠や車の維持費にお金をかけたくないという方の参考になればと思います。

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この記事は、アジアンタイヤであるハンコックタイヤ購入とその後の評価に関する記事ですが、管理者の経験談を元に書いています。このサイトの記事のように、皆さんが満足のいく結果になるとは限りませんので、ご理解のほどよろしくお願いします。また、記事の内容に関するクレームも受け付けませんのでよろしくお願いします。皆さんの参考になればと思い書きましたので、参考と思って読んでください。

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