CANONのデジタル一眼レフ【Canon EOS Kiss X6i】を買いまして、初心者が流し撮りに挑戦しました。やはり、背景がぼけていて迫力ある、スピード感がある写真を撮ってみたいという好奇心からです。流し取りはコンデジではかなり難しくて、所有しているコンデジで何枚も挑戦しましたが納得できる写真を撮ることが出来ませんでした。
モータースポーツや運動会において、流し撮りで納得のいく写真を撮りたいと思っていて、デジタル一眼レフ購入を検討している方にとって参考になればと思いまとめてみました。
【以下の画像は、圧縮してあるのでオリジナル画像に比べて荒くなっています】
流し取りは、デジタル一眼が有利なのか?
コンパクトデジカメで試行錯誤した結果、デジタル一眼レフを購入したのですが、
「なぜ、デジタル一眼レフが有利なのか?」調べたところですが、
確かにネット情報のように、コンパクトデジカメで撮影していた時は、オートフォーカスで狙いを定めてシャッター切っても上手く撮れていないし、対象物が写っていないことがほとんどでした。
下の画像ですが、コンパクトデジカメで撮影した画像になります。シャッタースピードが1/250秒となっています。コンパクトデジカメで撮影となるとこれぐらいのシャッタースピードでないと上手く被写体を捕らえる事ができていませんでした。カメラマンの腕による部分もあると思いますが、初心者だとこのレベルになってくるのでは?と思います。
流し撮りには向いていないコンパクトデジカメですが、持ち運びが楽ちんなので1台あると助かります。サーキットの雰囲気やドライバートークショーの様子を撮影するのには向いていますね。最近のスマホのデジカメも性能が良いですが、望遠機能ではまだまだコンパクトデジカメが有利です。
光学ズーム機能は立派なもので、スタンダードモデルであっても光学ズーム10倍や20倍モデルがあります。上の画像も35mm換算ですと300mm程度の望遠となっています。有効画素数も1500万は当たり前になってきているので、トリミングしてもキレイに見れます。
次にデジタル一眼レフで撮影ですが、シャッタースピードを変えて撮影してみました。
シャッタースピード 1/200秒
シャッタースピード 1/125秒
シャッタースピード 1/100秒
最後がシャッタースピード 1/60秒
最後の1/60秒のシャッタースピードというのはかなり難しくて、上手く撮影できていませんでした。一番キレイに撮れていたのが上の画像で、満足できる一枚となっています。順に見ていくと1/200秒だと撮影しやすいが、迫力に欠ける画像になっていると思います。1/125秒からはマシンのスピード感があり迫力が出てきています。
デジタル一眼レフvsコンデジのまとめ、評価
デジタル一眼レフとコンデジでの撮影に関して、点数付けしてまとめてみました。
(あくまで個人的に)
デジタル一眼 | コンパクトデジカメ | |
価格 | △ | 〇 |
持ち運びやすさ | × | 〇 |
画質(有効画素数) | 〇 | △ |
撮影機能 | 〇 | △ |
撮影可能枚数 | 〇 | × |
楽しさ | 〇 | △ |
総合点数 | 9点 | 7点 |
〇(良い) > ×(悪い) 〇_2点、△_1点、×_0点
※デジタル一眼レフは初心者モデル(Canon EOS Kiss X6iレベル)
※コンパクトデジカメは2万円前後のスタンダードモデル
コンパクトデジカメ
・スタンダードモデルであれば、価格が安い
・コンパクトで持ち運びが良い
・レンズ付きなので、その他のお金がかからない
・レンズ交換ができない
・オートフォーカスを使い過ぎると、充電がすぐなくなる
・撮影画像がソコソコのレベル
とりあえず、スマホよりもキレイな写真を撮りたいって人に向いていると思います。持ち運びに関してもポケットに入れてしまうくらいコンパクトなので手軽さを求めるのならコンパクトデジカメだと思います。スマホでは厳しい望遠もコンデジであれば、光学10倍、20倍を利用できるので楽々撮影です。レンズ付きなので、デジタル一眼レフのようにレンズ購入にお金がかかる事がありません。コンデジのメリットがある反面、センサーサイズが小さい為に画質、夜景など暗い環境下、背景ぼかしには向いていません。
デジタル一眼レフ
・撮影画像がキレイでお洒落
・レンズ交換で望遠もできる
・機能が色々あり、求める写真を撮れる
・カメラの反応速度が速い
・本体値段が高い
・レンズ費用がかかる
・持ち運びがめんどくさい
コンパクトデジカメに比べてピントのレスポンスが良い(カメラの反応)ので、初心者でも簡単に流し撮りができます。デジタル一眼レフには色々な機能があり使いこなすのが大変ですが、調べて試すというのも楽しいもんです。繰り返し撮り事で綺麗な1枚が撮れた時はうれしいです。
デジタル一眼レフを購入してみて一番良いと思ったのが、バッテリー容量がデカい事です。コンデジだと写真を連続で撮っているとすぐにバッテリーが無くなってしまうのですが、デジタル一眼レフにおいては、丸一日撮影しても大丈夫なくらいバッテリー容量がデカい事です。
やっぱり、持ち運びがめんどくさいのは確かですし、本体値段、レンズ代を考えると高額な買い物になります。試しに中古のデジタル一眼レフを購入してみて興味がわけば本格的な一台を購入するのが良いと思います。
余談
F1GPにおいては、多くのF1女子の方が観戦に来られています。デジタル一眼レフを持って来られる方が多く、特に木曜日イベントのピットウォークではカメラを構えて待っている方が多いです。F1撮影以外でも使っているんだと思いますが、デジタル一眼レフの軽量化、手軽さ、使いやすさが進んだ影響が大きいと思います。
また、F1日本GPにおいては、カメラマンエリアチケットがあるので、思いっきり写真を撮ることができます。1コーナーの最上段、S字、ヘアピンなどの迫力ある写真を撮るのに適したところに設置されています。カメラマンエリアにおられる方のカメラ機材は凄いの一言です。
【参考画像 モータースポーツで流し撮り】
鈴鹿サーキットで撮影 Stoffel Vandoorne Last race in japan